研究分野 | Morishita Laboratory |服飾デザイン研究室 [滋賀県立大学]
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研究分野

研究室

 

アパレル設計のための研究

ファッションデザイン画の感性工学的分析

時代性や新しさを求めて描かれたデザイン画について、モーフィングによる観察と数値的に分析し、アパレル設計に活かすシステムを検討しています。
特に、デザイン画に施されたデフォルマシオンについての法則性を、ポーズの特徴を計測し定量化します。これら感性工学的な手法によって、ファッションデザインの芸術的要素、時代性、人が求める多様な感性について考察します。

体形への適合性の視点によるユニバーサルファッションの開発

社会的な役割を持つ衣服について、ユーザーの人体形状を3次元計測し、得られたデータをもとに、デザインの要望を個人の体形特徴に合わせながら機能性を取り入れた衣服設計のための調査とその開発を行っています。事例として、車いす利用者、中高年層に対する機能性と美しさを備えた衣服の開発に取り組んでいます。

産学官連携による研究

感性と物性の評価値によるデザイン要素の抽出

人がその用途に対して求める素材感や、色味、シルエットの特徴、イメージなどの官能評価を行い、デザイン要素を抽出します。

地域素材による新しい用途のデザイン開発

滋賀県の地域資源である天然繊維の織物を活かしたフォーマルウェアやカジュアルウェア、かばんのデザイン開発を行っています。

地域文化を活かしたテキスタイル柄のデザイン開発

伝統的な織物の文化的背景に関した各種調査を元に、テキスタイル柄のデザインの提案を行っています。

研究分野2

ゼミ生の主な研究テーマ

卒業制作・論文一覧

体形分析とパターン設計

  • 服飾デザインにおける幾何学的美しさ – 規則性の美 –
  • 大きなバストと衣服のプロポーションについての考察
  • 座位姿勢のためのレディススーツの提案
  • 高齢女性のためのオーバーコート – Grandma –
  • 病衣の課題抽出と新しいデザインの提案
  • 体形に対応したオフィス・カジュアルの提案

ファッションとアート/ 衣装デザイン

  • ファッションと音楽の関係を探る- ブラックミュージックとヒップホップの考察 –
  • アートな衣服の制作 – 絵画から発想を得て –
  • ファッションデザイン画のデフォルメの特性についての考察 – 装苑賞公募作品を基にして –
  • 音楽とストリートスタイルの関係を探る – パンクファッションの主張 –
  • 音楽アーティストと衣装の関係
  • よさこい祭りの衣装デザイン – 新たな形を目指して –
  • 「 オペラ座の怪人」の衣装デザイン – 歴史映画における衣装の時代性 –

持続可能なファッション

  • 環境のメッセージを伝えるテキスタイルデザイン
  • パズル・クロージング – 無駄のないパターンと服づくりの提案 –
  • 若者向け着物リメイクの提案
  • 滋賀県の麻織物の製造におけるLCA調査 (論文)
  • 生活を彩る古着によるリメイクの提案
  • 簡単なリメイクで長く楽しめる子供服の提案

ファッションイメージ検証

  • 感性から導く「かわいい」衣服の提案- 曖昧なイメージの形象化-
  • ファッションにおける「かわいい」の多様性 – 親和性を生み出すツール-
  • 「 かわいい」をイメージするウェディングドレス
  • 女性らしさを表現する服の提案 -ファッション雑誌の表紙の提案-
  • ファッションにおける懐かしさを感じるデザインについての一考察(論文)
  • 男性のフェミニンスタイルの提案

ブランド企画

  • 若い女性の向けた和モチーフによるブランド提案
  • 女性のための機能性を持つビジネスバッグの提案
  • 小学校中学年に向けた子供服ブランドの提案
  • 中高年メンズウェアにおけるユニバーサルファッションの提案
  • 「 つくる」を楽しむ -書店で手にするモノづくり-
  • 新しい抱っこひもの提案 -子育てがもっと楽しくなるデザイン-

地域伝統織物によるデザイン

  • 滋賀県の繊維産地における課題の考察  – 新しいファッションイメージの提案 –
  • 滋賀県の繊維産地の現状と可能性の考察  -長浜・湖東・高島産地の合同PRについて- (論文)
  • 「 着る」を楽しむ農作業着  – 高島市における地産地消をめざして-
  • 近江麻布の発展と魅力-フォーマルウェアへの発展
  • 地域活性化に繋がる銀行の女性用制服デザインの提案