KYOTO COLLECTIONへの作品発表
第2回 KYOTO COLLECTION(京都コレクション)
2017年11月22日(水) ホテル日航プリンセス 京都
主催 一般社団法人 NDK 日本デザイン文化協会京都
共催 京都府・京都市
後援 京都商工会議所・京都織物卸商業組合
歴史と伝統が根差す京都の地で、若きクリエイターの創造力から「伝統産業」をイノベーションし、未来への可能性を創るファッションショー、KYOTO COLLECTION(京都コレクション)が行われました。
「京都未来創造」というテーマのもと、本研究室から、山本紗也さん、松本真澄さん、酒井鮎実さん、上ヶ市果穂さん、遠藤颯希さんの5名が作品発表を行いました。
■ 山本 紗也
タイトル「dramatic connection」
現代に溶け込む見た目にしつつ、ブラウスの立体的なフレア、ワイドパンツのダイナミックな揺れで、上下にdramaticな動きを取り入れました。京都が現代から未来へ美しく繋がっていくことを表現しています。
■ 松本 真澄
タイトル「京」
装束と染物という和の要素を洋服に落とし込むことで、伝統文化を大切にしながらも発展していく京都の姿を表現しました。また、白を基調とすることで、伝統的な藍の色の美しさを感じられるものにしました。
■ 酒井 鮎実
タイトル「花の都」
勢いのあるテキスタイルを花をイメージしたスカートやモチーフにすることで、京都の力強い女性を愛らしく表現しました。トップスとスカートを全く違う素材で作ることでメリハリを意識し、肩口とモチーフに同じ花を使うことで統一性を持たせました。
■ 上ヶ市 果穂
タイトル「shining kyoto」
イメージソースは金閣寺。キラキラと光る生地は、京都の輝く未来を表しています。たっぷりと生地を使ったスカートは歩くたびに上品な光沢と広がりを見せます。
■ 遠藤 颯希
タイトル「京都の夜」
京都らしい深みのある赤が黒い透け感のある布から見えることで、昼とは少し違う落ち着いたかっこいいイメージの京都を表現しました。かっこよさだけでなく、歩くたびにひらひらと揺れるフリルで女性らしさも表現しています。